
▼2020/1/12(9w3d)
9週1日で心拍が確認できなかった検診から2日たった日曜日の夜。
おりものシートに、茶色いものがつく。
朝から、ほんのり色がついてある気がしていたけど、
本当にほんのりだったから見間違えかと思っていた。
でも、残念ながら、
夜に出たのはしっかり茶色いおりものだった。
特に腹痛はなく、
シートにつくだけで鮮血でもないので、
その日はそのままお風呂に入って寝た。
▼2020/1/13(9w4d)
翌日、9週4日。
通常の生理だと、茶おりから翌日には鮮血に変わるので、
今回もそうなるのかと思ったけれど、
朝起きると茶おりは減っていた。
この期に及んで、
「もしかしたら、内診してもらったときの出血だったのかも…?」
という期待と共に普段通り過ごす。
でも、残念ながらお昼すぎ、
また茶おりがでて来た。
昨日の夜よりもはっきりと。
そして、昨日までとは種類の違う腹痛も始まった。
ついでに、なぜかつわりの吐き気も増すという謎。
「流産が始まったんだ」と思った。
まだごく微量で、腹痛も普通の生理痛よりも遥かに軽い。
でも、流産の説明はまだ受けていなかったので、
とりあえず病院に連絡。
「生理の2日目程度の出血が出たら来院してください。
胎嚢が出てきたら、それも持ってきてください。
それまでは、とにかく安静にして下さい」
と指示を受けた。
安静…。
明日は連休明け。
仕事はどうしよう…?
一応それも聞いてみた。
「仕事も休んだ方がいいレベルの安静ですか…?」
「そうです、安静にしてください」
私は、復帰してすぐに授かった子を
流産したという事実をまだ受け止めきれず、
正直「仕事へ行くのは辛い」と思っていた。
でも、仕事のスケジュール的に
休みをとるのは相当な迷惑がかかる時期でもある。
休んで職場に迷惑をかけるのが、
すごく申し訳ない。
でも、仕事中に大量出血したら、
陣痛レベルの腹痛が来たら、
対処できない。
仕方なく、事情も含めて職場に連絡。
その後、ネットで自然流産を検索しまくる。
「自然流産 仕事」
「自然流産 安静」
「自然流産 痛み」
「自然流産 いつまで」
「自然流産 茶おり」
こんなワードで検索しまくった。
調べた結果、
茶おりら始まった自然流産の体験談では、
完全に排出されるまで1~2週間かかる人もいるようだった。
そして、どの記事でも、
「陣痛のような激痛」だったとあった。
手術も、術前の処置が激痛。
自然流産も激痛。
どちらも辛い。
亡くなっているけど、出産なんだ。
また、悲しみが込み上げてくる。